【体験談】(小3)Z会 中学受験コース 早くも離脱 3ヶ月で感じたメリットと挫折の理由

※この記事にはプロモーションが含まれています。

Z会の中学受験コースは3年生から始められますが、「うちの子に合うのかな?」と迷うご家庭も多いですよね。

わが家も小3の娘が受講をスタートしましたが、3か月で挫折…。

それでも、Z会の内容自体はとても良いと感じました。

この記事では、実際に使ってみて分かった“Z会の良さ”と“つまずきやすいポイント”を正直にお伝えします。

Z会中学受験コースは小3から始められる?

Z会の中学受験コースは、正式には「3年生からスタート」です。
この学年ではまだ受験勉強というよりも、「考える力を育てる」「学習の習慣をつける」ことを目的としているようです。

  • 1日30分ほどの分量
  • 教科は算数・国語・理科・社会(わが家は国語と算数を受講)
  • 毎月の月例テストで理解度チェック

つまり、“いきなり受験モード”ではなく、受験の土台づくりを始める段階です。

体験談|Z会中学受験コース3年生、3か月で挫折しました

娘のプロフィール

  • 勉強よりも、ものづくり・絵を描くのが好き
  • 小1・小2ではZ会のタブレットコース(1日10分ほどで終わる)を受講
  • タブレットコースは毎日やらずに溜めていた
  • 学校から帰ってきたら、ランドセル置いてすぐに遊びに行ってしまう
  • 集中力がない
  • 宿題はやるけど時間がかかる(色々なことに気をとられる)
  • 計算は苦手
  • 国語の読み取りは得意
  • 読書はしない

そんな娘が、Z会中学受験コースを受講している兄を見て、私もやる!と言って、小3から受講を始めました。


最初の印象:教材の内容はとても良い

親として感じたのは、Z会の教材は非常に質が高く、
・「考えさせる問題」
・「文章量のある国語」
・「思考力重視の算数」
など、受験の基礎をしっかり作る内容でした。

「中学受験を少しでも考えているなら、この内容を3年生で経験できるのは大きい」と感じたほどです。


しかし、娘は3か月で挫折…

理由はシンプルで、「やらない」。
学校でまだ習っていない単元(たとえば割り算の筆算など)が出てくると、
「わからない」「まだ学校でやってない」と言って手が止まってしまいました。

もともとタブレットコースでも“ためがち”だった娘。
学習習慣がしっかり身についていない状態で、
“考える量が多い教材”に切り替えたことで、負担が大きかったのかもしれません。

  • 学校で習っていない単元(割り算など)に戸惑い、やる気ダウン
  • タブレットコースの「短時間学習」に慣れていた
  • 勉強習慣がついていなかったため、進度が保てなかった
  • 子どもの性格(創作好き・マイペース)に合わなかった

Z会中学受験コース 3年生のおすすめポイント

親として感じたZ会の良さ

  • 問題の質が高く、考える力がつく
  • 学校より少し先の内容で、理解が深まる
  • 月例テストがあるので、学習の振り返りができる
  • 家で完結できるので通塾が不要

Z会の中学受験コース3年生は、受験のための基礎力を育てる教材です。
そのため、学校の成績にすぐ直結するわけではありませんが、
“思考の土台”を作るうえでは非常に有効です。

毎日練習ブックがとても良かった!

Z会中学受験コースを受講すると、「毎日練習ブック(国語・算数)」が届きます(国語算数受講の場合)。
この教材が本当に秀逸で、1か月10回分の練習問題が入っています。

  • 国語か算数を平日1回ずつやれば、平日5日×4週=20回を無理なく消化
  • 分量(制限時間10分)も程よく、机に向かう習慣づけにぴったり

わが家でも、この「毎日練習ブック」はなんとかこなせています。
中学受験コースの本教材は少し難しくても、この毎日練習ブックだけでも受講する価値があると思うほどです。

小3から始めるメリットと注意点

メリット

  • 学習習慣のスタートとして最適
  • 思考力問題に早く慣れられる
  • 中学受験を視野に入れるなら、早期に“受験型”の思考に慣れられる
  • 4年生以降の受験勉強がスムーズになる

注意点

  • 難しさを感じて投げ出す子も多い
  • 習っていない単元に出会うと止まる
  • 親の伴走が必要

迷っているなら、算数だけでも始めてみるのがおすすめ

3年生のうちはスケジュールも緩やかで、月例テストも月に1回。(4年生からは月に2回)

すべての教科を取らなくても、まずは算数だけ受講してみるのもおすすめです。

算数の考え方に早く触れておくと、後々の受験学習がスムーズになります。

Z会は資料請求やお試し教材が充実しているので、まずは一度中身を見て判断してみるのが良いです。

Z会の通信教育 資料請求はこちら

Z会が合わなかった子でも“下地づくり”はできる

「Z会の内容は良かった。けど、今の娘にはまだ早かった」
そんなご家庭でも、4年生で再開できるよう“土台づくり”をしておくのがおすすめ。

✔︎算数の下地 → 【RISU算数】

  • ゲーム感覚で進められる
  • 苦手単元を自動で分析・フォロー
  • Z会算数の文章題にもつながる
タブレット学習+東大生らの個別フォローで一人一人にぴったりの学びを【RISU】

✔︎国語・社会の下地 → 【読売KODOMO新聞/朝日小学生新聞】

  • 読解力・時事力アップ
  • Z会作文や社会問題にも活きる
小学生向け新聞【読売KODOMO新聞】 小学生の“知りたい”を育てる新聞+【朝日小学生新聞】

小3で挫折しても大丈夫。4年生からが本番!

Z会の中学受験コースは、4年生から本格的に受験対策のカリキュラムが始まります。
小3の段階では、無理に完璧を目指すより、「勉強の型を作る」ことの方が大事。

Z会を一度離れたとしても、RISU算数やこども新聞で学ぶ習慣がついていれば、4年生での再スタートは十分間に合うと思います!

一度離れたご家庭でも、再開するなら4年生からがベストです。

Z会の通信教育 中学受験コース

早すぎた経験も、次へのステップになる

Z会の教材は本当に良質です。

「毎日練習ブック」は勉強習慣づくりに最適で、これをもらえるだけでも受講する価値があると思いました。

ただ、時期や子どものタイプによっては、無理せず下地を整える期間も大切。

今の思考力や読解力を鍛えながら、Z会4年生コースで再スタートを切れるようにしておくのがおすすめです。

最後に:親として感じたこと

娘は今、「地元の中学に行きたい」と言っています。

それでも親としては、受験勉強のような“考える練習”はしておいてほしいと思っています。

兄の成長を見ていると、勉強を通して「考える力」「話す力」が確実に伸びています。

Z会の中学受験コースは、その“考える力の種まき”にはぴったり。

続けられるペースで、少しずつでも取り入れていく価値があると思います。

小3での挫折は、次につながる貴重な経験になります。

焦らず、親子に合ったペースで学びを積み重ねていきましょう!