2026年2月。 埼玉、千葉、そして関西地区から始まった中学受験の波は東京・神奈川へと続き、今年も多くのドラマと共に大きな一区切りを迎えようとしています(今はまだ、繰り上げ合格の連絡を祈るような気持ちで待っているご家庭もある時期でしょうか)。
SNSのタイムラインに流れてくる、先輩パパ・ママたちの震えるような歓喜の声、そして静かな決意。
それらを画面越しに拝見しながら、2027年組の私が今、強く感じているのは……言葉にできないほどの「焦り」と「祈り」です。
「いよいよ、次は自分たちの番なんだ」 「あと1年。もし届かなかったら、我が子にどんな言葉をかければいい?」
わが家はこれまで、塾には通わず「Z会中学受験コース」を信じて、親子二人三脚で歩んできました。
でも、新6年生という最高学年を目前にして、華やかな合格報告の裏側にある「もしも」の現実を直視したとき、胸が締め付けられるような不安に襲われる夜もあります。
数日、数ヶ月の努力ではない。数年という長い月日をかけてきたからこそ、この挑戦の幕引きを「ごめんね」という悲しい言葉で終わらせたくない。
今回は、2026年組の先輩方の力走を目の当たりにした今だからこそ、新6年生をスタートする前に私が決めた「合格以外のゴール」について、今の素直な覚悟を綴りたいと思います。
親が一番恐れているのは「届かなかった事実」ではなく「子どもの心の傷」
もし、私たちが目指している場所に届かなかったとしたら。 親として一番怖いのは、その結果そのものではありません。一番避けたいのは、数年間の日々を振り返ったときに、子ども自身が**「私の努力は無駄だったんだ」**と自分を否定してしまうことです。
特に、幼いながらも責任感の強い子ほど、「親に申し訳ない」「ごめんなさい」という言葉を口にしてしまうかもしれません。数日、数ヶ月の挑戦ではなく、数年という長い月日を費やしてきたからこそ、その重みを子どもなりに背負ってしまう。
私は、わが子にそんな謝罪をさせるために、この中学受験の道を選んだわけではありません。
「挑戦した日々」をどう守り抜くか
中学受験は、小学生にとってあまりに大きな挑戦です。だからこそ、期待した場所へ進めなかったとき、「友達はあそこに行ったのに、自分は……」と比較してしまったり、地元の中学校へ進むことに不安を感じたりするかもしれません。
多感な時期に、「思い通りにいかなかった」という経験を、ただの「苦い思い出」だけで終わらせたくない。親として、子どもが数年かけて積み上げてきた自尊心をどう守り抜くか。それは新6年生を迎える今、すでに始まっている覚悟なのだと感じています。
2027年組の私が、今から決めておくこと
そこで私は、この1年を走り抜ける前に、家族の中での「ゴール」を再定義することにしました。
- 「プロセス」を具体的に愛でる: 「今日はZ会を予定通り終わらせたね」「昨日より計算が1分早くなったね」。結果という遠い光ではなく、目の前の小さな積み重ねを、毎日欠かさず肯定し続けます。
- どの道も「正解」にする準備: 第2、第3の選択肢を、ただの「控え」ではなく「ここに行けたら最高に楽しそう!」と思える場所として、親子で丁寧に探求し続けます。
- 偏差値以外の成長を言語化する: この数年で、忍耐力がついたこと。計画を立てる自律心が芽生えたこと。たとえどんな結果になっても、親である私が「あなたはこんなに強くなった」と証言し続ける準備をしておきます。
まとめ:笑顔で「おめでとう」と言える日を信じて
もちろん、これまで積み上げてきた努力、そしてこれから重ねていく努力が、どうか「行きたい学校への合格」という最高の形で報われてほしい。それが親としての偽らざる本音であり、切なる願いです。
1年後、わが子が心からの笑顔を見せ、私が精一杯の「おめでとう!」を言える。そんな春が来ることを、今は誰よりも強く祈っています。
けれど、もし万が一、道が分かれたとしても。 私は最後の日、わが子を抱きしめてこう伝えたい。 「この数年間、一緒に頑張れて本当に楽しかったよ。あなたは、自分自身の力でここまで歩いてきた。そのこと自体が、私にとっての最大の誇りだよ」と。
数年間の努力は、決して消えてなくなるものではありません。 それを一生の「宝物」に変えられるかどうかは、最後の1年を伴走する、私自身の言葉にかかっていると考えています。
あとがきにかえて
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
2026年組の先輩方の姿を見ていると、どうしても「結果」ばかりに目が向いてしまいますよね。私自身、この記事を書きながら、自分に言い聞かせているような部分があります。
塾なし、Z会での家庭学習。 周囲と比べて「これで本当に合っているのかな?」と不安になる夜もありますが、一番近くで子どもの成長を見られるこの時間は、きっと何にも代えがたいものです。
新6年生の1年間、きっと何度も立ち止まり、焦ることもあると思います。 でも、最後は親子で「この道を選んでよかった」と笑い合えるように、一歩ずつ進んでいきましょう。
またこのブログで、日々のリアルな葛藤や発見を共有していきますね。 2027年組の同志の皆様、一緒に走り抜けましょう!
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