中学受験は「算数で決まる」とも言われるくらい大切な科目「算数」。
計算ミスがなければあと5点もらえたのに、、時間があったら5点の問題が解けたのに、、という、悔しい思いをしている子も多いのではないでしょうか。
原因としては、
- 解き方がわかっているのに計算ミスで不正解
- 解き方がわかっているのに計算に時間が掛かってしまい、時間が足りない
ということではないでしょうか。
この問題を解決するためには、
「速く正確に計算する」
ということが大切。
速く正確に計算できれば、考える時間が増えるし、見直しの時間もできますよね。
対策としては、
- 数字に慣れるために毎日コツコツ計算する時間をつくる
- 時間を意識するために時間制限を設けて勉強する
まず、毎日コツコツと計算問題を解くことで、頭が数字に慣れます。
間違いが減って、確実に計算が速くなります。
簡単な計算は、「問題を見る→計算する」のように、問題を見てから計算するのではなくて、
「問題を見る=計算する」のように、見るのと同時に計算できるように。
さらに並んでいる数字を見て、「計算の工夫」がすぐに思い浮かぶためにも、数字に慣れておく必要があります。
また、普段から時間を意識して計算することが大切です。
テストでは最後まで問題が解けないで終わってしまうこともありますよね。
見直しする時間もない。
Z会の毎日練習ブックは制限時間10分なのですが、息子が普通にやっていたら確実に10分は超えてしまう。
なので、必ず10分で一度区切っています。
できないときもありますが、時間を意識して計算していたら、少しずつ「速く」「正確に」計算できるように。
基礎力の大切さを実感しています。
やはり毎日コツコツと、時間を意識して計算問題を解いていきたいところ。
無理なく続けられるものがあると良いですよね。
しっかり基礎力をつけて10点アップを目指しましょう!
今回は、計算の基礎力をつけるためのおすすめ教材を4つご紹介します。
計算問題おすすめ教材①山本塾の計算ドリル
このドリルはペーパーバックなので、本当に計算するためだけに作られたドリルとも言えます。
キャッチコピーは「まず暗算ができなきゃ算数はできない」。
1桁の足し算からはじまり、目標タイムをクリアして、引き算、掛け算、割り算とレベルアップしていきます。
はじめはこんな簡単な問題やるの?と思うくらいの問題ですが、実際ケアレスミスって、なんでここ間違えたの?っていうことですよね。
簡単だからとパパっと答えて、間違えてしまう。
そういうことがなくなるようにするためのドリルです。
1ページ36問、目標タイムには〇タイムと◎タイムがあって、息子は◎タイムを目標に。
1桁の問題でも◎タイムには苦戦するほど。
でもやればやるほど速くなっていきます。
「5年生までにマスターする山本塾の計算ドリル」なので、5年生のうちに終わらせたい1冊です。
計算問題おすすめ教材②小学生がたった1日で19×19まで暗算できる本
計算ミスを減らすためには、なるべく簡素化した計算式で計算すること。
煩雑になればなるほど、ミスする確率も増えてしまいます。
このドリルには19×19まで暗算できる「計算の工夫」が載っています。
筆算せずに、頭で考えて理解できる計算の方法を学ぶことで、計算のスピードがアップして、計算ミスも減るでしょう。
やってみる価値ありのドリルです。
計算問題おすすめ教材③Z会中学受験コース 毎日練習ブック

Z会中学受験コースを受講するともらえる「毎日練習ブック」。
国語、算数と、各月10回ずつで、1年間で1冊です。
実際に「毎日」やるには回数が足りませんが、、それでも間違えた問題を解き直しするなどして完璧にすれば十分に基礎力がつきます。
算数は計算問題が主で、簡単な式から複雑な式まで出題されています。
「毎日練習ブック」について詳しい内容はこちら→「Z会 中学受験コースの 毎日練習ブック が秀逸」
途中入会でも、もらえるようです。
制限時間10分で全問正解が目標。
頑張れば届く満足感は、勉強のモチベーションも上げてくれます。
Z会の通信教育 中学受験コース
計算問題おすすめ教材④ピコトレ
最後は紙ベースのドリルではなく、ゲーム感覚でできるアイテムをご紹介。
ピコトレは計算機のような見た目の、計算トレーニングができるアイテムです。
2桁が入った足し算、引き算、割り算や、ミニゲームの「合わせて100」などをやれば、頭の体操になります。
紙も鉛筆も必要ないし、ちょっと休憩というときにも、勉強だけど息抜きにもなります。