中学受験を目指して、塾・通信教育で学習を進めているご家庭は多いと思います。わが家もZ会中学受験コースを中心に進めています。
わが家もですが、次のような“モヤモヤ”はありませんか?
- 塾の授業スピードについていけない・理解があいまいなまま次に進んでしまう
- 通信教育で自学自習しているが、「志望校別の過去問対策」「弱点単元のフォロー」「学習全体のプラン立て」が手薄になる
- 家庭での勉強時間、何をどうやればいいか迷う
基本的なやるべきことは、Z会中学受験コースのカリキュラム通りにこなせば大丈夫だとは思っていますが、すべてが予定通りに理解できているわけではありません。
また、計算や漢字などの基礎問題対策や、苦手な分野や単元の対策など、個別に必要なものの見極めが難しいと感じています。
こうした悩みに対応するのが 家庭教師の併用だと思っています。
塾や通信教育をベースにしながら、「個別フォロー」「志望校特化」「学習計画マネジメント」を補うことで、合格可能性をさらに高めることができます。
本記事では、
- なぜ家庭教師を併用すべきか
- ご家庭ごとの「目的別」活用ポイント
- おすすめ家庭教師サービス
という流れでご紹介します。
1|なぜ塾・通信教育だけでは足りないのか?
まず、塾・通信教育のみで中学受験を乗り切るケースももちろんあります。しかし、次のような課題が出やすいのも事実です。
・授業スピードや進度が合わない
塾集団授業では多数の生徒を対象にしているため、「クラスの平均」に合わせた進度になります。理解が遅れたまま次へ進んでしまうと、積み残しが残り、後々“苦手のらせん”に陥ることがあります。
また、通信教育では自宅学習が中心ゆえに、「教材が理解できればOK」という前提になりがちで、理解度・定着度はテストの結果を見て、家庭で判断することしかできません。
・志望校別過去問/傾向分析が不足しがち
難関中学や人気中学では、一般的な塾カリキュラム+市販教材だけでは「志望校特有の出題傾向」「時間配分」「記述・応用設問」がカバーしきれないケースがあります。
御三家などは学校ごとの対策があることが多いでが、ボリュゾやその少し上くらいだと、自分から情報を取りにいかないと万全な対策は難しいです。
家庭教師を加えることで、志望校別にカスタマイズして「過去問演習+分析+弱点フォロー」が期待できます。
・弱点・つまづきが見えにくい/対策が遅れがち
通信教育や塾でも“フォロー”はありますが、個別に「なぜつまづいたか」「どこが理解できていないか」を探り出し、次の授業に活かすまで細かく対応できるかというと限界があります。
家庭教師なら個別に見てくれるので、つまずきの根本原因を拾い、補強・定着まで丁寧に対応できます。
・学習計画・勉強習慣・モチベーションまで手が回りにくい
中学受験は早めにスタートし、低学年で基礎を固め、高学年で過去問を繰り返す、という流れが一般的ですが、それを「いつ/何を/どうやるか」を家庭だけで管理するのは大変です。
塾・通信教育に任せっぱなしで受け身だと、「やらされ感」「曖昧な予定」で終わってしまうことも。家庭教師が「学習計画」「勉強習慣」「定期チェック」の役割を担うことで、より成果に結びつきやすくなります。
次は「どの目的で家庭教師を併用すべきか」を整理します。
2|目的別:家庭教師をどう併用すべきか
塾や通信教育をベースに、以下のような目的で家庭教師を併用すると効果的です。
(目的 1)志望校対策:過去問・傾向・時間配分を手厚く
どんなに模試の成績が良くても、実際の試験で点数を取れなければ合格には届きません。
オールマイティで成績を上げるよりも、志望校の傾向をおさえて徹底的に対策するのが合格への近道です。
- 志望校の過去問を、塾の宿題とは別に“家庭教師と週1回または数回”で回す。
- 出題傾向(例:算数の図形・規則性/国語の記述/理科の実験型)を分析し、「得意・不得意」「標準・発展」を明確に。
- 時間配分・ミス傾向(例えば算数で計算ミス、国語で設問読み飛ばし)を家庭教師と一緒に振り返る。
- 志望校に応じて「上位クラスをめざす」「併願校を固める」など戦略を立て、塾カリキュラム+家庭教師で補完する。
→この目的には「志望校合格実績あり/過去問対策重視」の家庭教師サービスが向きます。
(目的 2)つまずき・わからないところを救うフォロー
- 塾や通信教育の授業・教材で“なんとなく理解できていない”単元(特に算数の図形・割合・文章題、国語の長文読解、理科の実験・応用)を、家庭教師とピンポイントで取り上げる。
- 「授業→宿題→家庭教師確認→翌週への復習サイクル」を設けることで、理解の“穴”を早めに埋める。
- 家庭教師に“つまずき発見”のためのミニテストやミニ演習を依頼し、進んでいるか/抜けているかを可視化。
→この目的には「柔軟な時間設定」「弱点克服に強い講師陣」の家庭教師サービスが向きます。
(目的 3)受験までの学習計画を立てる&管理する
- 6年生の1年間を逆算して、「4月~8月:基礎固め・応用突入」「9月~12月:志望校過去問+併願校絞り」「1月~試験:過去問反復+弱点総仕上げ」という仮スケジュールを家庭教師とともに作る。
- 毎月・毎週の目標を立て、「今月の演習量」「来月のテーマ」「宿題・復習の配分」を確認。
- 勉強習慣・自己管理力・モチベーションを家庭教師にフォローしてもらう。例えば「毎日30分復習をする」「苦手分野を週2日カバーする」など。
ある程度は塾や通信教育でのルーティンでできることもありますが、こなすだけで終わってしまうことも。
また、遅れてしまったときになかなか追いつかないと、焦ってしまって「やるだけ」になってしまいがちです。
さらに家庭では「捨てポイント」が見極められないので、すべてをしっかりやろうと思ってしまいます。
そんなときには効率的に正しい方向に導いてくれる伴走者がいれば、安心です。
→この目的には「プランニング/習慣化支援/月次フォロー」が含まれる家庭教師サービスが適します。
3|目的別:おすすめ家庭教師サービス
塾や通信教育と併用しやすい「家庭教師サービス」を目的別にまとめました。
志望校対策・苦手克服・学習計画サポートなど、家庭の課題に合わせて選ぶのがおすすめです。
目的①:志望校対策を強化したい
過去問分析・傾向研究・出題形式に強い
| サービス名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 一橋セイシン会 | 入試傾向を分析した緻密な指導が魅力 | 難関校・御三家合格実績あり |
| 代々木進学会 | 第一志望合格にこだわるプロ指導 | 志望校や塾別の対策ノウハウがある |
| サクシード | 出身校指定コースあり | 良心的な授業料が◯ |
目的②:つまずき・苦手克服をしたい
塾の授業や通信教育の教材で“なんとなく分からない”を解消したい
| サービス名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 学研の家庭教師 | テスト前や、夏休みだけなどの短期間利用も可能 | 志望校・塾別対策も可能 |
| 家庭教師のノーバス | プロ家庭教師や、東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの学生が多数登録 | 多くの講師の中から合う講師を選びたい |
| トウコベ | 東大生のマンツーマン指導を低価格で | 苦手克服したい分野がある子におすすめ 最難関校対策のコースも新設 |
目的③:学習計画・伴走サポートを重視したい
計画づくり・進捗管理・モチベーション維持を重視
| サービス名 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 家庭教師のトライ | AI学習診断と教育プランナーがオーダーメイドのカリキュラムを作成 | 大手ならではの安心感 |
| 受験コーチゆうた | 自学自習力を徹底強化するコーチングスタイル | 偏差値爆上げの実績あり |
家庭教師選びで大切なのは「目的」をはっきるさせること
家庭教師選びで最も大切なのは、「目的と講師の得意分野を一致させる」こと。
料金やブランド名だけで決めるのではなく、
- 志望校別か?
- 苦手単元対策か?
- 学習習慣づくりか?
を最初に明確にしておくと、後悔のない選び方ができます。
迷ったら「トウコベ」がおすすめ
家庭教師選びで迷ったら、まずはトウコベをチェックしてみましょう。
トウコベは、現役東大生がオンラインで個別に教えてくれます。
指導力の高さはもちろん、学習計画の作成から進捗管理、志望校対策までを一貫してサポートしてくれるのが魅力。
最近では、開成・桜蔭・麻布など最難関中学を目指す子向けのサービスも開設したので、志望校対策も強化できます。
志望校対策、苦手克服、学習計画までバランスよくサポートしてくれます。
完全オンラインのため、通塾の負担がなく、全国どこからでも質の高い授業を受けられます。
授業ごとのレポートで保護者も学習の進み具合を確認できるので、塾なし家庭にも安心です。
「子どもに合う先生を見つけたい」「効率的に受験対策を進めたい」
そんな方は、まず無料相談→お試し授業でトウコベ
の質を体感してみてください。
4|おすすめ家庭教師サービスの詳細
目的①:志望校対策を強化したい
一橋セイシン会
難関校・御三家合格実績豊富。入試傾向を分析した緻密な指導が魅力。
- 難関校の合格実績多数、塾別対策あり。
- 慶應・早稲田・筑駒・桜蔭など難関校に強い
- 中学受験対策に特化した採用基準の高いプロ講師
- 訪問、オンラインの両スタイルに対応
- オンライン指導では「返金保証付きお試し授業」がある
代々木進学会
第一志望合格にこだわるプロ指導。志望校対策に強い。
- 塾別対策コースあり
- 大手塾の現役・元講師など中学受験に強い精鋭講師が多数
- 志望校や塾別の対策ノウハウがある
- 家庭教師完全指導コースで家庭教師のみの受験も可能
- 「時間・問題・やる気」の三位一体管理
サクシード
指名制でコスパ良好。講師との相性も重視可能。
- 良心的な授業料(入会金、教材費なし、無料体験あり)
- 出身校指定コースがあり、志望校出身の家庭教師が入試傾向に完全対応
目的②:つまずき・苦手克服をしたい
学研の家庭教師
志望校別・塾別の指導に柔軟対応。短期利用も可能。
- 志望校・塾別対策に強いプロ講師
- オンラインと対面のハイブリッド受講が可能
- テスト前や、夏休みだけなどの短期間利用も可能
家庭教師のノーバス
月額のバランスが良く、サポート体制も手厚い。
- 指導経験、合格実績のあるプロ家庭教師や、東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの学生が多数登録
- 家庭教師だけで合格を目指すコースや、公立中高一貫校受検対策コースがある
- 女性講師も多数所属
トウコベ
東大生のマンツーマン指導を低価格で。質問しやすく信頼性も高い。
- 講師は現役東大生・東大院生が中心
- 担任講師と専属プランナーの2人体制で徹底サポート
- オンラインのみ
目的③:学習計画・伴走サポートを重視したい
家庭教師のトライ
AI診断と豊富な学習コンテンツで効率よく学べる。大手ならではの安心感も。
- AI学習診断と教育プランナーがオーダーメイドのカリキュラムを作成
- 自主学習用「トライ式AI教材」や映像授業「Try IT」が無料で使用可
- 講師の希望条件、交代が何度でもできる
受験コーチゆうた
柔軟なオンライン個別指導。指導内容の質が高い。
- 自学自習力を徹底強化するコーチングスタイル
- 全てオンラインで完結
- オーダーメイドカリキュラム
- 偏差値爆上げの実績あり
5|家庭教師を選ぶときのポイントと注意点
サービスを選ぶ際には、次のような観点で比較・確認することが大切です。
✅ 講師の質と実績
- 「中学受験(5年・6年)の指導経験があるか」「志望校レベルに合わせた指導実績があるか」を確認。
- 「学生講師中心」か「プロ講師/難関校出身講師」かで質に差が出ることがあります。
- 無料体験授業や講師交代可能な制度があるかもチェック。
✅ 指導の目的・内容が明確か
- ただ「週1回60分家庭教師」というだけでなく、「塾や通信教育との連携」「志望校別過去問」「弱点単元フォロー」「学習計画作成」など目的に応じた指導内容が提示されているか。
- 指導日時・回数・教材・宿題・質問対応などの体制もしっかり確認しましょう。
✅ 塾・通信教育との併用との相性
- 既に塾・通信教育で学習している場合、家庭教師を“補填役”にするか“併用役”にするかを家庭教師側に相談したほうがスムーズです。
- 特に、塾のカリキュラムを無視せず「塾の宿題+家庭教師フォロー」の流れをつくることが重要です。
✅ コスト・負担の把握
- 一般的な相場として、「小学4〜6年生・月4回/60分」などのプランで月20,000円〜50,000円程度と幅があります。学生<プロの傾向あり。
- ただし講師の質・志望校レベル・指導回数で大きく変わるため、「費用対効果」を意識して契約前に試算・比較を。
- 契約内容(最低回数・解約条件・講師交代・教材費など)を必ず確認。
✅ 保護者・子ども・講師の三者連携
- 家庭教師サービスを選ぶ際、保護者との連絡体制(進捗報告・面談)や子ども本人のモチベーション維持体制が整っているかを確認。
- 講師とお子さまの相性も成績に大いに影響するため、無料体験を活用して「話しやすい/信頼できる」ことを実感した上で始めることをおすすめします。
6|まとめ
中学受験を勝ち抜くには、塾・通信教育だけで“なんとなく”進めるのではなく、家庭教師を併用して「志望校対策」「弱点フォロー」「学習計画・習慣化」という3つの軸を強化することが非常に有効です。
特に次のようなご家庭には、家庭教師併用がおすすめです。
- 成績が伸び悩んでいて、「なぜ分からないか」が明確でない。
- 志望校の過去問を回しているが、合格レベルに到達していない。
- 自宅学習がうまく定着しておらず、いつ・何を・どうやって勉強するか迷っている。
上記目的に応じて、紹介した家庭教師サービスから複数比較検討し、無料体験などで講師・サービスの雰囲気をつかんでから契約すると安心です。
迷ったら「トウコベ」がおすすめ
中学受験を目指すご家庭が家庭教師サービス選びで迷ったとき、まずチェックしていただきたいのがトウコベです。
トウコベは 現役東大生・東大院生を中心とする講師陣 が「オンライン個別指導+学習計画支援」を提供しており、通信教育や塾と併用しても効果を最大化しやすい環境です。
🎯 こんなご家庭に特におすすめ
- 塾・通信教育だけでは「つまずき」や「次の一手」が曖昧になっている
- 学習計画が定まらず、「何を・いつ・どれだけやるか」が不透明になっている
- 通塾の負担を軽くしつつ、高品質な個別指導をオンラインで受けたい
- 最難関校対策をしたい、過去問演習や志望校別傾向分析を深めたいご家庭(トウコべPRIME)
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